9/25からベネッセが
メタバースを使用した模試の受付を開始しましたね。
賛否両論ありそうな話題について
調査してみました。
この記事で分かること
- 仮想空間で模試とは?
- 仮想空間での模試の回答方式は?
- 仮想空間での模試のメリット
- 気になるカンニング対策については
- おわりに
仮想空間で模試とは?
ベネッセはスタートアップのクラスターが運営するメタバースプラットフォーム「cluster」を活用しています。
こちらのサービスの利用に当たっては専用アプリをダウンロードする必要があります。
受験生はメタバース空間上に用意された試験会場で、自分のアバターを操作し模擬試験を受験します。
メタバース空間にいる他の受験者を認識することができ
大学の講義室さながらの雰囲気です。
仮想空間での模試の回答方式は?
回答方式に関しては
マーク式と記述式の両方に対応しており、
どちらもオンラインで完結する仕組みとなっています
仮想空間での模試のメリット
仮想空間での模試にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
場所を選ばず受験することが出来る
この点に関してはリモートワークと状況を似ていますね
地方で受験会場が近くにない学生の方
交通費を捻出するのが難しい学生の方など
様々な方にとっての受験すること自体へのハードルを下げることが出来ます
受験費用が安価になる見込み
オンラインで実施することにより
印刷に関するコストを削減でき
また監督者などの人数も最小限に抑えることが出来るため
従来の模試よりも安価な料金で模試を受けられるようになる見込みがあります。
仲間・ライバルが見つかる
ベネッセは音声会話が可能なコミュニケーションルームについても言及しています。
こちらを活用すれば全国の学生同士が自由にコミュニケーションを取ることが出来ます。
受験という過酷な戦いを乗り切るためには
共に切磋琢磨し合うことができる仲間やライバルが必要です。
気になるカンニング対策については
オンライン受験でも度々話題になる”カンニング”
やはり現実世界の試験と異なり
カンニング対策が難しいです。
今回のベネッセのメタバース模試受験について調査しましたが
カンニング対策に関する言及はありませんでした。
模試で良い成績を収めたところで
大学に入れるわけではないので、
多大なコストを割くべきではないと考えているのでしょうか
PCのカメラを用いて視線の追尾などを行えば
技術的に困難ではないような気もしますが
今後が気になるところです。
おわりに
メタバースでの模試受験が始まったということで
より多くの人にチャンスが与えられるということは良い傾向ですね。
これからも科学技術がよりよい世界の発展のために
用いられることを楽しみにしています。
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